嚥下障害のある人たちへの支援活動

Kプランニング

三重県津市に、「つばめスプーンプロジェクト」という任意団体があります。食のバリアフリーに特化して、摂食・嚥下障害のある人たちが楽しく食事を出来るようにサポートをするのが目的の団体。言語聴覚士の新谷代表を中心に、カフェオーナーや衣装デザイナーや地域プロデューサーなど異分野の若い才能が集結しました。

美味しく食べられる嚥下食の開発や、外食に出かけたくなるようなお洒落なスタイ(よだけかけ)の製作販売、独自の「ユニバーサルデザインフード区分」である写真付きのスタンドバナーの設置活動など、ユニークな動きばかりです。始まったばかりの個人的なプロジェクトなのに、取材等が殺到して当人たちも戸惑っているらしい。それだけ「食のバリアフリー」というテーマがまだ珍しく、注目されているということでしょう。地方の若い才能が、福祉の世界でも羽ばたく姿を見るのは本当にうれしく思います。

嚥下障害のある人たちへの支援活動