11月2日(土)に、岩手県社会福祉協議会両磐ブロック協議会から依頼され、「事業所のファンを集める広報戦略─全国の事例とアンバサダーマーケティング─」という講義を実施してきました。これは今年の2月に、埼玉県から要請されて行った「SNS活用法」の内容を、さらにバージョンアップしたもの。アンバサダーマーケティングについての解説、企業や障がい者施設における成功例に加えて、SNSを活用するための具体的な方法についてお話しするという実践的な内容でした。
SNSを最大限活かすためには、写真の撮り方が重要になります。今は一眼レフカメラを使わなくても、スマホのカメラ機能を使いこなせばプロ並の写真が撮れる時代。ざっくりとではありますが、食べ物の写真を美味しく撮る方法、人物写真を撮る際のポイント…等々についても解説させていただきました。
最新のAI アプリを使いこなすと、写真の背景をお洒落に変えたり、人物写真をイラストにしたり、しゃべる写真動画を作れたり、面白いことがいろいろできます。こんな最先端の機能を、福祉の世界で活かしていくための実験も紹介させていただきました。驚くべきは、作曲をしてくれるアプリでしょう。障害のある人が書いた詩をもとにすると、こんな素晴らしい歌ができ、それを動画に加工し、SNSで公開していきましょう──そんな事例も報告しています。
「事業所のファンを集める広報戦略」という講義は、最近ようやく福祉の世界でも注目されてきました。事実、埼玉県で行った講義が参加者からとても好評だったようで、その噂を耳にした東京都(研修会受託:株式会社FVP)からも、来年の1月に依頼がありました。これからも私は最先端の技術を使いこなすことで「福祉の世界に何ができるのか」を、楽しみながら試してみたいと思います。皆様の地域、事業所でも「ぜひ話を聞いてみたい」という要望がありましたら、お気軽にお声がけ下さいね。Zoomでの講義も可能です。